【2日目】サビキでアジを狙ったはずが…まさかのイカが主役になった日

趣味✍️

2日目の朝、昨日の疲れを少しだけ引きずりつつも、全員どこかワクワクした空気で車に乗り込み、漁港へ向かった。
「今日はアジを釣りたいな」「昨日あんまり釣れへんかったし、リベンジしたいな」
そんな話で盛り上がりながら走っていると、友達が突然ひとこと。

「そういえば先週、この漁港でイカ釣れてたらしいで」

その瞬間、車内の空気がガラッと変わった。
「イカ? 釣れるん?」
「もしかしたらワンチャンあるんちゃう?」
本来の目的はサビキでアジを狙うこと。それは全員わかっていた。
でも、“イカが釣れている”という情報は釣り人の心を一瞬で揺さぶる。
気づけば全員がイカのことばかり考えていた。


🦑 気まぐれで投げた一投目が、まさかのドラマを生む

漁港に到着すると、友達は迷うことなくエギを取り出してキャスト。
完全にノリで「釣れたらラッキー」くらいの軽い気持ちだったはずだ。

自分はまだサビキの準備をしていて、仕掛けを結んでいる最中。
そんなとき、背後から突然、

「きた!!やばい!!」

という叫び声。
振り返ると、友達のロッドが大きく曲がり、海面には白く光るイカの姿。
まさかの“気まぐれ一投目”でヒットしてしまった。

すぐにタモを構え、慎重に寄せてランディング。
釣り上がったイカはほどよいサイズで、朝からテンションが一気に最高潮へ。

「え、ほんまに釣れるんや…」
「これ、今日は爆釣ちゃう?」

開始数分でこんな展開になるなんて誰も想像していなかった。


🎣 しかし、その後はピタッと反応が止まる

勢いづいたのも束の間。
その後は海が急に静まり返ったように、イカからの反応はゼロ。
潮の流れも変わったのか、一切エギに触れる気配がない。

気を取り直して本命のサビキに切り替えたが、こちらもなかなか厳しい。
アジの姿は見えず、代わりに釣れるのは小さなクロダイ(チヌ)ばかり。
可愛いサイズだったので全てリリース。

「今日はアジおらんなぁ…」
「昨日より渋くない?」

そんなことを話しながらも、みんなでコマセを撒き続け、時合を信じて竿を出し続けた。
しかし海の機嫌は最後まで変わらず、結局アジは一匹も姿を見せてくれなかった。


🍽 でも、釣れたイカは絶品料理になった

釣果としては朝のイカ一杯だけだったが、ここからが楽しみでもある“料理の時間”。
釣ったイカはすぐに捌き、贅沢に別々の料理にした。

胴体(身)は刺身にして、新鮮だからこその甘みと歯ごたえを堪能。

ゲソはごま油と塩で和え、香り高いおつまみに変身。

どちらも想像以上に美味しくて、「釣果少なくてもこれだけで勝ちやろ」と全員で笑ってしまった。

さらに、昨日の穴釣りで使ったエサの余り、イワシの骨を素揚げして“骨せんべい”にしたところ、これがまたパリパリでお酒がほしくなる味。


釣った魚の料理と、釣りの副産物の骨せんべいという謎のコラボが生まれたが、意外と最高の組み合わせだった。


😊 二日間を通して“釣果は惨敗”。でも、休日としては大勝利

正直、二日間の釣果は数だけ見れば惨敗と言っていい。
狙いのアジもカサゴも大物も不発。
思い通りにいかない時間もたくさんあった。

だけど、
友達と海でのんびり釣りをしたり、
釣れたわずかな食材を美味しく料理して味わったり、
笑いながら時間を共有できたこと。

この二日間は、ただ“釣れなかった日”ではなく、
「いい休日だったな」としみじみ感じる濃い時間になった。

次こそはもっと釣ってやる。
そう思えるのも、釣りの面白さの一つだと思う。

また行こう。今度は爆釣を願って。

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