朝、友達と集合し、まずはみんなでラーメン屋へ。
前日からテンションが上がっていた僕らは、「まずは腹ごしらえからだろ」と言いながら、釣りの作戦会議をしつつ山岡家さんで熱いラーメンをすすりました。

天気は良好、風も穏やかで、絶好の釣り日和。
「これはいけるんじゃないか?」という期待に胸を膨らませながら、お昼すぎに目的の漁港へ向かいました。
今回の狙いは、穴釣りでのカサゴ。
餌はスーパーで買ったイワシとサバ。
さらに、全員が百均で穴釣り用ロッドを調達するという、なんともコミカルで気軽な装備。
とはいえ、そんな“ゆるい釣り”が逆にワクワクするポイントでもあり、「これで釣れたら最高やろ!」と盛り上がりながら準備を進めました。
当たりはあるのに釣れない…焦りと笑いの1時間
竿を入れた瞬間から、明らかに生命反応はある。
「お、これ来てるやろ!!」
そんな期待を裏切るように、いくら合わせても針に乗らない。
餌だけ器用に取られるたびに、「だれや、餌泥棒…」と苦笑い。
何度もエサを付け替えて続けていると、ようやく重みが伝わってくる瞬間が!
勢いよく引き上げると……フグ。
しかもその後もフグ、またフグ。
当たりは多いのに、上がってくるのは全部フグ。
狙いのカサゴではないので丁寧にリリースするものの、
当たり→フグ→リリース→またフグ
という不思議な無限ループで、気付けば開始から1時間が経過。
「フグ祭りやん」「今日フグしか釣れんのちゃう?」と笑い合いながらも、内心はちょっと焦り始めていました。
そんななか、ついに友達の竿が大きくしなり、念願のカサゴ1匹目がヒット!
みんなで「きたーーー!」と拍手喝采。
一気にテンションが上がり、「次は俺や!」と気合いが入ったのですが……僕の竿にはその後もフグしか来ませんでした。
仕掛けをサビキに変更したら…まさかのカサゴが釣れた?
日が傾きはじめた頃、「穴釣りは一旦やめようか」となり、気分転換にサビキへ変更。
本来は小魚を狙う仕掛けなのですが、意外なことが起こりました。
サビキを落とした1投目で、なぜかカサゴがヒット。
みんなで「いやなんで!サビキやぞ!?」と総ツッコミ。
続けてもう1匹カサゴが上がり、謎のカサゴラッシュ。
とはいえどちらもサイズが小さすぎたため、ありがたくリリース。
穴釣りで狙っているときは釣れないのに、サビキに変えた途端に釣れるという、
なんとも不思議で笑える展開でした。
18時まで粘ったものの…釣果は1匹という厳しい現実
完全に日が沈み、漁港が真っ暗になる18時頃まで粘り続けました。
しかし、追加で釣れることはなく、1日目の最終釣果はカサゴ1匹のみ。

正直、かなり悔しい。
でも、釣りにはこういう日もあるのが面白いところ。
「釣りってほんま難しいな…」「でも明日こそは絶対釣る!」と気持ちを切り替え、みんなでリベンジを誓いました。
釣れた1匹を鍋に投入!しかし物足りなさが残った夕食
帰りはスーパーに寄って、豚肉・白菜・白ネギを買い足し。
白だしベースの鍋を作り、そこに今日唯一のカサゴを投入しました。

魚の旨味がしみて、味は最高。
ただし量が少なすぎる……。
「3匹くらいあればもっと良かったなぁ」「明日は鍋を豪華にしたい!」と話しながら、次の日の釣りに期待を込めて夜を締めくくりました。
▼ 1日目まとめ
- 穴釣りは当たり多め、しかしフグ連発
- 友達が釣ったカサゴ1匹が唯一の釣果
- サビキでまさかのカサゴが2匹(どちらもリリース)
- 最終釣果はカサゴ1匹
- 夜はカサゴ鍋、味は良いが量は物足りない
- 明日こそリベンジする!という強い意気込みで終了

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