【映画レビュー】ターミネーター|静けさの中に潜む恐怖に、感情ごと引きずり込まれた

映画レビュー

正直に言うと、
観る前は「かなり昔の映画だし、さすがに今観ると古いかな」と思っていた。

でも、そんな考えは再生してすぐに消えた。

派手な導入があるわけでもない。
なのに、画面から伝わってくる空気が重い

この時点で、
「あ、これは油断して観る映画じゃないな」
と感じさせられた。


静かな時間が、ずっと不安を煽ってくる

この映画は、とにかく静かだ。

ずっと何かが起こっているわけじゃない。
むしろ、何も起こらない時間のほうが長い。

でも、その静けさが怖い。

いつ来るかわからない。
次の瞬間に、何が始まるかわからない。

その緊張感が、
観ている間ずっと続いている。


急に訪れる戦闘シーンの破壊力

静かな場面が続いたかと思ったら、
突然、何の前触れもなく戦闘シーンが始まる。

その切り替わりが、とにかくカッコいい。

BGMで盛り上げるわけでもなく、
「そろそろ来ますよ」と教えてくれることもない。

だからこそ、不意打ちのように始まる戦闘に
一気に引き込まれる。

派手なのに、希望は感じられない。
強いのに、安心できない。

その絶望感がものすごくて、
気づけば身を乗り出して観ていた。


人間が演じているとは思えない存在感

行動の一つ一つが、
とても人間が演じているとは思えなかった。

まるで本物のロボットを見ているような動きに、
気づけば意識ごと取り込まれて、
ターミネーターの世界に没頭していた。

感情のないロボットだからこその冷徹な行動。
そこに迷いも、ためらいもない。

その無機質さが、ただただ怖い。

正直、少し震えた。


派手じゃないのに、強烈に印象に残る

最近のSF映画のような
ド派手なCGや説明だらけの設定はない。

でも、その分、
「ちゃんと怖がらせに来ている映画」だと感じた。

映像の古さを感じる場面はある。
テンポも今の映画と比べるとゆっくりかもしれない。

それでも、
それを上回る緊張感と空気感がある。


観終わったあとに残った感情

観終わったあと、
まず思ったのは、

「思っていたより、面白かった」

という素直な気持ちだった。

派手さはない。
でも、確実に心に残る。

怖さも、重さも、
ちゃんと感情として残っている。


まとめ:今観ても、ちゃんと“怖い映画”

ターミネーターは、
古い映画だからこそ出せる
独特の空気と緊張感を持った作品だった。

静けさの中に潜む恐怖。
突然訪れる戦闘の絶望感。
感情のない存在に追われる怖さ。

「昔の映画だから」と後回しにしているなら、
ぜひ一度、腰を据えて観てほしい。

思っているより、
ずっと感情を持っていかれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました